レコる世間のエターナル幻想 vol.01


 これは精度が高まれば、面白い使い方ができそうだな。3Dスキャナーが一般的なデバイスになるのは、いつごろに想定されてるんだろう?


フューチャーキャストシステム 「愛・地球博」三井・東芝

2階のメインシアターで上映されるのは、世界初の視聴者登場型立体CG映画「スペースチャイルドアドベンチャー『グランオデッセイ』」。
生態系が破壊された地球を逃れて、宇宙で暮らす未来の人類が、母なる地球を目指して旅立つストーリー。
ここで使われているのは、世界初の映像技術「フューチャーキャストシステム」。入場時に3D(三次元)スキャナーで来館者の顔を瞬時にスキャンしてCG化し、映画の登場人物の顔に画像として合成する仕組み。自分が「物語の登場人物」になれる画期的なシステムだ。表情から性別を判断して、役を割り振ることが可能。1回240人の入館者全員が必ずどこかの場面に登場し、宇宙船長役の俳優、加山雄三氏らと共演する。上演時間は約14分。
(「愛・地球博ニュースレター No.8より)


 フューチャーキャストシステムの開発を担当してるのは森島繁生・早稲田大学理工学部教授。
 この技術のことを検索してて知った始末だが、『グランオデッセイ』は、脚本に『千年女優』『スチームボーイ』 の村井さだゆき、コンセプトデザインにシド・ミード、コスチュームデザインに村田蓮爾、プロダクションデザインに小林誠、音楽に千住明という、すごい面子。演出が誰かわからないんだけど、映像制作をフランスの3DCGアニメーションスタジオSparx*が担当してるそうなので、そこのディレクターなのかな?


東芝・プレスリリース
愛・地球博 三井・東芝館 出展実施概要のご報告
MYCOM PC WEB
【レポート】愛知万博 - 三井・東芝館であなたも「宇宙の若大将」と共演