映像

“「消えモノ」と呼ばれもするけど、そこにいさぎよく全エネルギーをかける所が好き”

伊藤有壱さん(I.TOON)──。手法の特質から短編中心なので目立つ存在じゃないかもしれないが、日本の映像(アニメーション)作家の中で極めて重要な一人でしょう(簡易キャラで臨んでシリーズ化した『ニャッキ!』をはじめ、作品の認知度はトップレベルのはず…

挙句に振袖アイドルが

“巨大(化)女性”その6 ──CM分野にはもはや「収穫」は現れにくいのかも。 ■レプリカント・アイドル系(追加) ◎相田翔子『アイダ設計」』(2005, CM) さいたま市の住宅会社のCM。語呂合わせ起用で話題になっていたようだが、以前のCMはよく知らない。巨大化…

“非日常”路線からの分岐

“巨大(化)女性”その5 ──ウルトラ&GAINAX系に触れぬまま、しばらく休止していた…。これは「その2」のバリエーション。放映はちょっと前のものですが。 ■お笑い起用“日常”系 ◎北陽『西友「大創業祭」』(2005, CM) 巨大化するのは虻ちゃん=虻川美穂子のみ…

HARUKAは、例えばこんな事をしゃべります。「HARUKAは3Dフローティングビジョンの映像なんです」

裸眼立体視の技術。このニュースは見落としていました。9月30日付でリリースされたものなのですが、どういうタイミングなのか朝日新聞 2005年12月3日付・朝刊13面(経済)に取り上げられていて、それを読んで知ったしだいです。 ◎パイオニア株式会社 : 報道…

次があるとすれば誰だ?

昨日に続き。“巨大(化)女性”その2 ■レプリカント・アイドル系 ◎ローリング・ストーンズ『ラブ・イズ・ストロング』Love Is Strong (1993, PV) ビデオクリップで知られていた頃のデビッド・フィンチャー監督の代表作。巨大化するのはローリング・ストーンズ…

デジタルアニメ史における位置付けは?

WEBアニメスタイルに、金田伊功さんに対するミニインタビュー登場(2005/05/20更新)。新作となるPS2用ゲーム『半熟英雄4 7人の半熟英雄』(OP&EDアニメーション演出・作画)、『武蔵伝II ブレイドマスター』(絵コンテ)を巡る内容です(後者の監督・作画監…

腕時計のようなファッション性と機能性、が目標だそうです

『日本経済新聞』2005年5月13日付朝刊・17面で報じられてたオリンパスのフェイスマウント(顔面装着)型ディスプレー(FMD)。眼鏡に取り付けて使うタイプの「細くて視界を遮らない棒状の情報表示装置」の開発に成功し、「目の前の情景の中に、文字や画像が…

デジタル俳優の行動原理は脳内麻薬から?

だいぶ前から知られてるツールのようですが、私は『キネマ旬報』2005年5月下旬号の特集「キングダム・オブ・ヘブン“歴史大作映画と映像技術の進化”」(筆者は大口孝之さん)を読んで知りました。『トロイ』では、十万人の大軍勢を表現するのに使ってるとのこ…

「愛・地球博」における最新映像技術

映像情報メディア学会の学会誌最新号(2005年4月号)では、「愛・地球博」を特集してるらしい。その目次から。

レコる世間のエターナル幻想 vol.01

これは精度が高まれば、面白い使い方ができそうだな。3Dスキャナーが一般的なデバイスになるのは、いつごろに想定されてるんだろう? ◎フューチャーキャストシステム 「愛・地球博」三井・東芝館 2階のメインシアターで上映されるのは、世界初の視聴者登場型…

Turn off the words, Feel the force.

『SFX』ISSUE 127, FEBRUARY 2005(THE FUTURE NETWORK社)という英国の雑誌に、と題する企画が載ってるのを見つけた(買ったのは少し前)。 特殊効果による映像表現(シークエンス)のオールタイムベスト50傑を選んだもの(TVは除く)。読者投票を反映させ…