レコる世間のエターナル幻想 vol.04


 えっと、これって『オルタード・カーボン』(ISBN:4757211295)(積読資産のままだ)と同じようなもの? ──っていう指摘も既に終わってるようですが。やはり琴線に触れるところがあるのか、取り上げてるBLOGがかなり見付かりました(私は『野良犬の塒』さんのところで知りました)。“(写真は人間の脳を描いたCG) ”として併載されてる苦し紛れの挿絵(図解?)に突っ込んでやれ、と思ったりもしますが…(写真=CGという説明も妙ですよ)。ともあれメモっときましょう。『livedoor ニュース』2005年5月23日付<海外総合>(http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1169789/detail)からです。

2050年、人間は「不死身」に=脳の中身をPC保存

  【ロンドン22日】2050年、テクノロジーの発達により、人間の脳の持つ全情報をコンピューターにダウンロードすることが可能になり、肉体は滅びても人間の意識は永遠に残る―。英国の著名な未来学者で通信大手BTの未来研究部門代表を務めるイアン・ピアソン氏がこんな大胆な予測を明らかにした。(写真は人間の脳を描いたCG)

 22日の英紙オブザーバーに語ったもので、ピアソン氏は「われわれは大真面目でそれが実現可能だと考えている。現実味のある数字を挙げれば、2050年には人の意識をコンピューターにダウンロードすることができるだろう。となれば、人間にとって死はもはや大きな問題ではなくなる」と断言した。

 ただし、コストがかかるため、2050年に「脳ダウンロード」を享受できるのは金持ちだけで、貧乏人は2075―80年まで待たねばならないだろう、と指摘した。

 ピアソン氏はまた、コンピューターの飛躍的な進歩のあり方からすれば、2020年までには「意識」を持ったコンピューターの開発が可能になると指摘。意識のあるコンピューターには感情も生まれると予想した。同氏は感情を持ったコンピューターの応用例として、航空機制御プログラムへの導入を提唱。「墜落を前にしたコンピューター制御プログラムは恐怖を覚え、何としてでも墜落を回避しようと全力を挙げるだろう」と語った。〔AFP=時事〕

 イアン・ピアソン氏ですが、日本語で読めるものだと、2年前の「アクティブ・スキン」(って聞くだけでどんな技術か連想できる。優れた造語かも)っていう技術が報じられてるのがWEB上で見付かったぐらいですけど、英ブリティッシュ・テレコム社(BT)関連の幾つかのSITEで、かなりの数の論文(というかエッセイですかね)が読めるようです。時間ができたら、ちょっと付き合ってみるか、どうしようか。ビル・マーレイエド・ハリスを足して2で割ったような近影も拝めますよ。


参照SITE

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◎EDN Japan


オルタード・カーボン

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