“もっと息を吹き込むにはどうしたらいいのだろう”

 今日から始まってるのですね、『ブライス4thアニバーサリーイベント「シネマプリンセス」』。海洋堂による『ブライスベル』の限定バージョンが出てるそうです。
 正規版『ブライスベル』となる食玩は7月に発売予定(全6種・価格315円)。『アリスのティーパーティ』『アルフォンス・ミュシャ』を手がけた海洋堂原型師の村田明玄さんが、依頼があったわけでもないのに、ある日突然、原型を「勝手に作って来た」のが発端なのだそうです。ブライスをプロデュースするCWC(クロスワールドコネクションズ)も相当にこだわりを発揮したようで、2年近くかかったプロジェクトだということ。
 そこに込められた思いを知ることができるのが、CWC代表取締役、ジュンコ・ウォングさんに対するインタビュー。『フィギュア王』NO.88<トクダネ情報02>からです。

 “ベル”は、“ティンカーベル”などの妖精の名前についている“ベル”です。つまり、この子たちは妖精なのです。それに、音のベルの意味や、かわいい、美しいという意味もあります。(中略)
 フェアリーガールとアニバーサリーは同じフィギュアですが、カードを見てもらうと、フェアリーガールは『私と遊んで』と言っているのですが、アニバーサリーは鹿の子たちに『僕たちと遊んでよ』と呼ばれています。つまり『ブライスベル』は呼びかけられてこの世界に登場した、という設定なんです。(P.5)

 「カード」というのは同梱されてるイラストで、CWC所属アーティストの過去の作品(限定版のアニバーサリーのみ書き下ろし)の中から選び出し、それらを合わせて食玩商品にストーリー性(世界観)を与えることを考えた、というわけだそうです。


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