画師

“レアアイテムはレアだからおいしいんです”(六羽田共)

“萌寄”と書いて『もより』と読ませる。これが名前。詳しく書き留める時間的余裕がないのだが、この本はよくまとまっている。キャッチは“情報基地アキハバラより、届けキミに、この電波!?”。3月に入って、とらのあなで買いました。昨年出ていたパイロット版は…

全体に画は好みです、この雑誌。

昨日書いた『電撃マ王』2006年2月号(Vol.3)の「試験に出るかも!? 系統別美少女キャラ分析」(P.77)に関連して追加。それぞれの系統ごとに別々のイラストレーターがオリジナルキャラクターを描いているのだが、テイスト(やタッチ)がうまくコントロールさ…

“あたかも宙空に張り巡らされた蜘蛛の巣か”

こういう世界もあるのですね。非常に著名な方のようですが、知らずにいました。「書業55年・還暦記念」──1945年生まれの書家。著作も結構ある。今月、日本橋三越本店で展覧会が開かれるそうです。そのPRのビジュアルに驚いたわけで。 ◎『書はアートだ! 石川…

“大人気キャラクター101人の魅力に迫る!”

(買ったのは少し前ですが) ◎『ライトノベルキャラクターズ完全ファイル』宝島社(ISBN:4796647716) こうした趣向の企画、どこかが出すだろうと待っていたが、宝島社から発行。まあ順当ではある(意外と『日経キャラクターズ!』が早く手をつけるかとも思っ…

“バカバカしくも素晴らしい風景”(白亜右月)

さしたる予備知識もなく、半ば衝動買い。ほぼ半分が、OVA『爆裂天使』の版権イラスト、スケッチなどだ。“腕”の表現が印象に残る。対して“脚”の表現についてはややこだわりがないように映るのだが、どうか。オリジナルを含め、輪郭線を弱めたイラストの方が、…

“何でわたしは裸の女の子を絵に描いてきたんだろう”

神田サオリさん──刺青を思わせる作風に惹かれる。ライヴペインティングやボディペインティングも行っているとのこと。アミューズメントメディア総合学院の公式SITE内“Voice from Character Designers!”で知りました。現在、イラスト原画展を開催中。 画師SIT…

“TOPイラスト”は構図の勉強になりますよね

イラストレーター事情を整理しようと思い、とっかかりとしてGAINAX NETの“今週のTOPイラスト”を飾った方々を追ってみました。訪れる度に楽しみにしていたこれらイラスト、「GAM(ギャム) GAINAXNET Art Museum」というCD-ROM画集として販売(通販)されてる…

韓国の逸材イラストレーター

『Studio ICE』という韓国のコミックスタジオのサンプル集(「CONVENTION PREVIEW EDITION」Vol.1, July 2004)を入手し、先ほどから眺めてた。取り扱ってるのはDevils Due Publishingという米国の出版社のようだ。 メーンのアーティスト(“MegaCity 909”のK…

“もっと息を吹き込むにはどうしたらいいのだろう”

今日から始まってるのですね、『ブライス4thアニバーサリーイベント「シネマプリンセス」』。海洋堂による『ブライスベル』の限定バージョンが出てるそうです。 正規版『ブライスベル』となる食玩は7月に発売予定(全6種・価格315円)。『アリスのティーパー…

“内容と形式のアンバランス”

“イラストレーターと漫画家を分かつもの──時間性をクールに操る漫画家登場”とのキャッチ。『Invitation』2005年6月号鹿島茂の漫画美学入門>でレビューされてる新刊です。 ◎『鶏肉倶楽部』中村明日美子(著),太田出版(ISBN:4872336720) オーブリー・ビアズ…

ライトグラビアがすごいぞ!

ライトノベルを読む時間がないのはわかってる。でも、ガイド本を見つけちゃ、手を出してしてる始末。何を求めてるんでしょうね、私は。 最新刊のこれはイラストレーターを重視し、巻頭に「SPECIAL GALLERY & COMMENT」という特設コーナーがあるのが「良」で…

高度成長と「ハイパー都市」化の陰で

と称して4人のアーティストが紹介されてる。一人は、4月13日の当BLOGに記した佐伯俊男さん。それから、たぶんどこかで既に観てるとは思うんだけど、改めて魅力を知ったのは上田風子さん。 山本タカト 佐伯俊男 丸尾末広 上田風子 というラインナップです。◎…

ずいぶんと国際的な顔ぶれだなあ

『季刊エス』第10号(2005年4月1日発行)の特集は。別冊の『エスエス』(メイキング&投稿マガジン)も出て、いよいよ『コミッカーズ』の陣地に攻め込むのでしょうか。第9号は特集を含めてどうにもまとまりがなく、書くことがなかったんですけど、最新号(と…

大阪発のアート・ムーブメント

digmeout。そういう名前の雑誌(かムック)なのかと思って買ってきたら、アートプロジェクトの名前で、そちら方面では大変な話題となってるようで。大阪のFMラジオ局「FM802」が仕掛けた、関西発のムーブメントだそうです。 米・ポートランドで開いた展覧会…

インファンタリズムのアングラ巨匠と児童ファンタジー

で、『夢でない夢』の装丁・挿絵を手がけてる佐伯俊男さんが、どんな人かを調べると。 類い希なインファンタリズムとブラック・エロスの冴えで20世紀末のパリを震撼させた実績を持つ。そのモチーフは、死、グロテスク、怪異、魑魅魍魎、ホラーなど多岐ににわ…

シド・ミード、小林誠のコラボなのか?

あ、「グランオデッセイ オフィシャルアートブック」(ISBN:4822217108)っていうのも出てるのね。その目次から。

『ローレライ』3年前の“もしも”

最初に入った神保町の大型書店(その筋のフロア)では、どうやら未入荷。複数の客から「ないのか?」と訊かれたらしく、奥では受話器を手にした女性店員の声が。「今日か明日には搬入されるはずなんですけど…、10じゃ足りないと思います」。“もっと寄こせ”モ…