人形

“『アクトロイドDER』の売り切り価格は、家1軒ぶんとか”

昨日の「リプリー」に関する記述は、どうもミスリードになってしまっているようです。最新号の『週刊アスキー』(2006年2月21日号)の連載「ロボットが作る未来 Volume 03」に“彼女”が紹介されていました。 開発元の企業「ココロ」を取材した内容で、リプリ…

“Repliee Q2では,実在の人物をもとににてデザインされています”(誤字まま)

先月末の報道ですが、切り抜いてあったので。2006年1月30日付・日本経済新聞朝刊(21面・科学)からです。キャッチは、“ロボに皮膚の触覚 阪大などセンサー 3倍伸ぱしても大丈夫”。──「皮膚型センサー」と呼ばれる領域があることを、不勉強のため、知りませ…

“失速していった科学技術信仰の代わりに、美少女のポスターとか、そういったものが”

森川嘉一郎さんのアイデアかと思っていたら、違った。“巨大(化)女性”その4 ■制服美少女系 ◎『新横浜ありな in アキハバラ』造形企画制作:海洋堂,原型師:大嶋優木 (2004) 「ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展」日本館の公式カタログに“おまけ”…

ドイツ(館)と国勢を競ったソ連の万博モニュメント

前者は本日知ったネタ。“巨大(化)女性”その3 ■国民モニュメント系 ◎『労働者とコルホーズ女性像』ヴェラ・ムーヒナ (1936) ハンマーを持った労働者と大鎌を掲げた女性。1937 年 のパリ万博「ソビエト館」を飾った後、モスクワの「国民経済達成博覧会場」に…

“ああいった黄泉にいるのがいまの人間なんだ”(押井守)

冥府めぐり系のファンタジー(現実として擬装された冥府を主人公らが彷徨するファンタジー)の浸透(と流行)に大きな影響を与えた一つに、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の存在があるのではないかと思う。監督自身による『イノセンス』の解…

“日本人はどんなものでも景色にしてしまう感性があるんだよね”(押井守)

人形関係の雑誌を衝動買い。3冊、メモる。◎『ユリイカ―詩と批評 (第37巻第5号)“特集*人形愛 あるいはI,DOLL”』青土社(ISBN:479170133X) ◎『Dollybird Vol.5 ホビージャパンMOOK』ホビージャパン(ISBN:4894253739) ◎『ビーンズ―小さくてかわいいおもちゃ…

“もっと息を吹き込むにはどうしたらいいのだろう”

今日から始まってるのですね、『ブライス4thアニバーサリーイベント「シネマプリンセス」』。海洋堂による『ブライスベル』の限定バージョンが出てるそうです。 正規版『ブライスベル』となる食玩は7月に発売予定(全6種・価格315円)。『アリスのティーパー…

“人間の役者ではとても無理な物語”(川本喜八郎)

公式SITEを時々チェックしてたのですが、川本喜八郎監督の新作、人形アニメーション映画の『死者の書』が完成したそうです(5月9日・初号試写)。近代文学史上に輝く折口信夫の名著を原作に、川本監督が集大成として取り組んだもの。上映会の準備が進んでい…

都市細胞に封じ込められたアイコン

読了。勉強になった。本題とあまり関係ないところをメモっときます。「のちに万博で全面的に展開されることになるカプセル建築やユニット住宅、巨大なスペース・フレームやメガ・ストラクチャーといった発想は、事実、メタボリストたちによる、生物の細胞レ…

“人体模型なのであって人形ではありませんから”(押井守)

復刊ドットコムにこんなのも。残部15、というのが誘いますね。やはりここは時々チェックした方がいいのか。5月中旬の発送だそうです。2940円。 ◎『バロック・アナトミア』佐藤明(著),エディシオン・トレヴィル フィレンツェ大学付属「ラ・スペコラ」博物館…