“人間の役者ではとても無理な物語”(川本喜八郎)

 公式SITEを時々チェックしてたのですが、川本喜八郎監督の新作、人形アニメーション映画の『死者の書』が完成したそうです(5月9日・初号試写)。近代文学史上に輝く折口信夫の名著を原作に、川本監督が集大成として取り組んだもの。上映会の準備が進んでいるようで、楽しみです。

 中心になっているのは人間の“執心”、つまり自分が心をとらわれていってそれに向かって どんどん向かって進んでいく人間の一途さと、その先にある“悟り”の境地。 そしてその二つというのは人形が一番得意とする部門なんです。
(公式SITE「インタビュー」から)