70年代の日本映画を観直してみるかな。

 メモのみ。こちらに本格移行するつもりです。


01. 『嫌われ松子の一生』監督:中島哲也(2006年・日本)  06/06/02 MOVIX亀有
02. 『ギミー・ヘブン』監督:松浦徹(2004年・日本)  06/06/03 DVDレンタル
03. 『空中庭園』監督:豊田利晃(2005年・日本)  06/06/11 DVDレンタル
04. 『X'smap 〜虎とライオンと五人の男〜』監督:中島哲也(2004年・日本)  06/06/11 DVDレンタル
05. 『はつ恋』監督:小谷承靖(1975年・日本)  06/06/16 DVD
06. 『ALWAYS 三丁目の夕日』監督:山崎貴(2005年・日本)  06/06/17 DVD

『フローズン・ホラーショー』から約20年。

 メモのみ。サーバーを借りて同名BLOGを試行中です(紛らわしいから名前を変えた方がいいのか…)。


01. 『サイドウェイ』監督:アレクサンダー・ペイン(2004年・米国) 06/05/20 DVDレンタル
02. 『大停電の夜に』監督:源孝志(2005年・日本) 06/05/21 DVDレンタル
03. 『明日の記憶』監督:堤幸彦(2005年・日本) 06/05/26 イクスピアリ
04. 『容疑者 室井慎次』監督:君塚良一(2005年・日本) 06/05/27 DVDレンタル

撮影・佐光朗、音楽・佐藤直紀が涙腺を刺激する


 Movable Typeで自前BLOGを試行錯誤中なのだが、その間にも、はてなの入力インタフェースが進化している…。とりあえず、観たもののメモのみ。圧倒的によかったのは『イン・ハー・シューズ』。本当にあとに何も残らないのだが、映画館で観ない手はないと言えるのが『LIMIT OF LOVE 海猿』。羽住監督の演出は、緩急の「緩」の方は前作同様に“観ていて恥ずかしくなる”感じがあるのだが、体育会系の「急」の方は見事。映像(佐光朗)、音楽(佐藤直紀)と合わせると、物語とは異なる次元で感情に訴える映像娯楽の目下、国内の最強チームかも。と思わせるほど。CG(オムニバス・ジャパンが中心)の割合が全くわからないのだが、ヘリの飛びっぷりが、とにかく気持ちよかった。


01. 『NANA』監督:大谷健太郎(2005年・日本) 再見06/04/16 DVD
02. 『シベリア超特急』監督:MIKE MIZNO(1996年・日本) 06/04/22 DVDレンタル
03. 『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』監督:山本泰一郎(2006年・日本) 06/04/23 MOVIX亀有
04. 『シルバーホーク』監督:ジングル・マ(2004年・香港)   06/04/23 DVDレンタル
05. 『深紅』監督:月野木隆(2005年・日本) 06/05/25 DVD
06. 『アインシュタインガール』監督:及川中(2005年・日本) 06/04/29 DVDレンタル
07. 『Mr.&Mrs. スミス』監督:ダグ・リーマン(2005年・米国) 06/04/30 DVDレンタル
08. 『イン・ハー・シューズ』監督:カーティス・ハンソン(2005年・米国) 06/05/04 DVDレンタル
09. 『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』監督:渡辺歩(2006年・日本) 06/05/05 MOVIX亀有
10. 『アイランド』監督:マイケル・ベイ(2005年・米国) 06/05/05 DVDレンタル
11. 『イケルシニバナ』監督:TORICO(2005年・日本) 06/05/06 DVDレンタル
12. 『LIMIT OF LOVE 海猿』監督:羽住英一郎(2006年・日本) 06/05/07 MOVIX亀有
13. 『Vフォー・ヴェンデッタ』監督:ジェイムズ・マクティーグ(2005年・米国+ドイツ) 06/05/12 MOVIX亀有
14. 『オリエント急行殺人事件』監督:シドニー・ルメット(1974年・英国) 再見06/05/13 DVD
15. 『海猫』監督:森田芳光(2004年・日本) 06/05/14 DVDレンタル
16. 『あした』監督:大林宣彦(1995年・日本) 再見06/05/18 DVD

「ラジャー」という響きはどうも恥ずかしい(子供の頃、使ってたよね)


 『アニメージュ』と『日経キャラクターズ!』の間(プラスアルファ)ぐらいの情報誌が、あるといいかな。と思ったりしたものだが、出たんですね。そんな頃あいの雑誌(ムック)が。しかしですね、「いいとこどり」をしてるわけじゃない。既視感が悪い方向に働いてる(『フィギュア王』とか『週アス』とかも混じってる?)。
 そもそも、フォントをはじめデザインスキームが肌にあわない。休刊した『宇宙船』を補完するのかと思ったらそうでもないし、またもや謎の雑誌、登場。こういうの、出したい版元が多いのか(版元にきっと愛好者がいるのでしょうが、商売をどう考えているのか…)。ひと頑張りないと、3号雑誌になりかねないのでは。


◎『Roger vol.001』(kitte2006年5月号別冊)ゴマブックス


 気になる企画はあって、「特撮探偵団 vol.001 <川北紘一特技監督に聞く 特撮の花=操演とカメラワークについて>」とか。ただ、テーマを追求したのならいいけれど、むしろ非マニアックな内容。読者層によってはいいことなのかもしれないが。にしても話題が仕事部屋にある「財宝」の方にずれていき…。
 全体ではGONZOの諸作(『SAMURAI7』など)が軸になっていて、人選に新鮮味はないものの前田真宏監督のロングインタビューは面白かった。定価880円。


関連SITE

“心に残るものが記念碑”(大林宣彦)

re-editor2006-04-24



 尾道を訪れたのは、10年以上前のことだ。再訪の機会は、残念ながら以後ない。大林宣彦監督は、どう思っているのだろうか、と気になっていた。最近の尾道ホリエモン×亀井静香もだが、むしろ戦艦大和のセット。これを撮影後に残して公開していることに対し、昨年から、ずっと市の“商法”を批判していたのだ、とわかった(『男たちの大和/YAMATO』のことは否定せず、認めていると発言。あくまでもセットの話)。

 
 記事には、はっきりとは書かれていないが、市が、尾道映画のセットを記念碑のような格好で残すことを監督に求めてきたらしい様子も読み取ることができる。地域に広がる“大林テーマパーク”のようのものを、当局は夢想したのかもしれない。しかし、監督が指摘しているように、それは「映画」とは無縁の行為だ。と思う。少なくとも「記憶」にこだわってきた大林監督のマインドを、全く理解していない行状であることは確かだ。

 僕の自慢は、尾道に映画の記念碑やセットを残していないことだ。映画を見た人の心に残ったものが記念碑。セットを残そうなどという提案はすべて断ってきた。
(中略)
 これは、(尾道で撮影してきた)大林映画30年の理想に対する否定であって、怒らないわけにはいかない。
(中略)
 僕の願いは、ふるさとがあるがままに残って、自然に皺を刻んで欲しいということだ。高度成長期、尾道でも古いものが壊されたが、これからは古いものを残すことが資源になる。「そこにしかない暮らし」を求めて旅人は来るのだから。


 『朝日新聞』2006年4月24日付夕刊・15面からでした。



関連NEWS
asahi.com 文化芸能 2006年04月24日18時36分
大林監督、故郷・尾道市に異論 戦艦大和セット公開巡り


関連BLOG
◎しょーもなジャーナル。
大林宣彦が尾道市のロケセット商法に苦言「恐ろしくて古里と絶縁している」
※昨年10月25日の「地域活性化フォーラムin広島」での後援のこと、その内容を報じた『山陽日日新聞』のことなどが記されています。

“「消えモノ」と呼ばれもするけど、そこにいさぎよく全エネルギーをかける所が好き”


 伊藤有壱さん(I.TOON)──。手法の特質から短編中心なので目立つ存在じゃないかもしれないが、日本の映像(アニメーション)作家の中で極めて重要な一人でしょう(簡易キャラで臨んでシリーズ化した『ニャッキ!』をはじめ、作品の認知度はトップレベルのはずですが)。『ニャッキ!』を中心に、各分野の代表作の「撮影秘話」、キャラクターのスケッチなどを収めている。64ページとコンパクトながら、主要作をコレクションしたDVD*1が付いて1500円(本体)というのはとても良心的。


 伊藤さんは例えばこんな作品を手がけています。


CM

  • 『ピンキー「プレゼントキャンペーン」編』(00)
  • 『Ora2 ステインクリア クリスタルミント「女の幸せ」編』(03) 

MV

others

  • 『3Dハイビジョンクレイアニメーション「The BOX」』(02)
  • 『「江戸の写し絵』展オープニングタイトル』(03)
  • 連句アニメーション「冬の日」伊藤有壱制作部分』(03)
  • 『映画「CASSHERN」アクボーンの夢』(04)



関連SITE

*1:全編収録か抜粋かは未確認。これから見ます。未見で気になっていた作品が結構収録されているのが嬉しい。

“『バック〜』から書き換える時代に入ったんですよ”

re-editor2006-04-18



 『SPA!』2006年4月25日号のtopics・映画に、タイムトラベルを題材にした映画の“お薦め”を挙げる企画が(新田隆男・村山章おふたりの対談)。キャッチは“タイムトラベル映画にハズレなし!? 続々と公開される、“時間旅行”がテーマの最強の一作はどれだ!”(といっても最強の一作には話が及んでいないのですが)。『サウンド・オブ・サンダー』(今週公開終了)と『ジャケット』(来月公開予定)にちなんだもの。とのこと。『スーパーマン』(1978)のことは失念していた。リチャード・ドナー、重要。