ルネサンス時代の世界観と十九世紀の世界観の並存


◎『時の娘たち鷲津浩子(著),南雲堂(ISBN:4523292973


 同じ『朝日新聞』2005年6月19日付・13面から。「アメリカ文学」が主題のようだが、章立てが分からないので内容の詳細は不明。レビューから分かるのは、「エマソン(Ralph Waldo Emerson)論」、「ポウ(Edgar Allan Poe)論」といった“アメリカンルネサンス”の作家が中心に扱われているらしいということ。キーワードは、スーパーネイチャーとネイチャー、アートとテクノロジー、自然史と自然誌等々。「まれに見るアメリカ文学思想史の収穫」との評価が与えられているので要チェックです(選者は巽孝之さん)。