2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『ローレライ』3年前の“もしも”

最初に入った神保町の大型書店(その筋のフロア)では、どうやら未入荷。複数の客から「ないのか?」と訊かれたらしく、奥では受話器を手にした女性店員の声が。「今日か明日には搬入されるはずなんですけど…、10じゃ足りないと思います」。“もっと寄こせ”モ…

初級者のメモ

『キネマ旬報』NO.1427(2005年4月下旬号)のに触発されメモる。キネ旬では『人魚姫』のレビューの中で「韓国の若手女優が異口同音に、「目標にしたい女優」として名を挙げる」「「血も涙もなく」(02)では激しいアクションに挑戦した。その変貌ぶりはさし…

“パーソナル大状況主義”とでも言っときますか

『宇宙戦争』の公開(日米同時:6月29日)を控えるスティーヴン・スピルバーグ監督。作品コンセプトの説明が興味深かったので、ちょっとだけ引用します。『スターログ日本版』24(2005 SPRING)のスティーヴン・スピルバーグ & トム・クルーズ Interview>から…

“メタ・ソウルメイト・ミステリー”の超快作

◎『真夜中の弥次さん喜多さん』監督:宮藤官九郎(2005年・日本) (消滅に向かう)魂のバッド・トリップ、(摩滅に向かう)心のローリング・トラベル、(破滅に向かう)精神のイージー・ゴーイング。それが人の生。“ソウルメイト・ムービー”が観たいと思って…

メディアが伝えているもの

本日発売の『週刊現代』(2005年4月16日号)に、書籍関係で読みどころがいくつか。まず、著者インタビューから二つ挙げます。 ◎『半島を出よ』村上龍(著),幻冬社(ISBN:434400759X・ISBN:4344007603) “日本が北朝鮮「反乱軍」に攻め込まれる日”と題した村…